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仏事あれこれ豆知識

七七日(四十九日)法要?

2024.02.17

お葬式を執り行った時、宗派にもよりますが「初七日」とか「三十五日」「四十九日」の法要を一緒に行う事があると思います。この法要はいったいどのような意味があるのでしょうか?

仏教では、亡くなってから初七日、二七日、三七日……と7日ごとに法要がおこなわれますが、故人にとってはこの節目の日がとても重要な意味を持つと言われています。

亡くなってから49日目までの間、その後どの様な世界に生まれ変われるかの7日ごとに裁きを受けるとされています。
追善供養とも言われご家族やご親族が故人様の冥福を祈り法要をつとめ善行を積み良い世界に生まれ変われるように応援していく供養です。故人様の罪が軽減され善が増していくとされています。

諸説ありますが

初七日…三途の川に辿り着いた故人が、「泰広王(しんこうおう)」から、生前の殺生について調べられます

二七日…「初江(しょごう)(おう)」から、生前の盗みについて調べられます。

三七日…「(そう)帝王(たいおう)」から、生前の不貞について調べられます。

四七日…「五官(ごかん)(おう)」から、生前に嘘をついてないか調べられます。

五七日…「閻魔(えんま)大王(だいおう)」が、水晶の鏡に映し出された生前の罪状を調べます。
  (よく知られる閻魔大王はここで登場します。)

六七日…「変成(へんじょう)(おう)」が、生まれ変わる条件を加えます。

七七日…「泰山(たいせん)(おう)(たいせんおう)」が、6つの世界の中から故人の行く先を選びます。
※ただし、浄土真宗においては、故人は亡くなった後すぐに極楽浄土に辿り着くと考えられているため、初七日をはじめとする法要は、遺族が故人を偲ぶ形式的な意味合いがほとんどです。

なぜ7の倍数なのか?

お釈迦様のお生まれになった古代インドは7進法だったから。という説や、六道(仏教で、迷いあるものが行く世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)のこと)を超えた先にあるべきなので、などと諸説あります。

故人様のご冥福を祈り49日までしっかりと祈りを運んで行きたいですね。