鐘の音に込めた祈り | 盛岡市の葬儀・家族葬なら駒木葬祭
お葬式に関する豆知識 trivia
鐘の音に込めた祈り
りんの音に想いを込めて
私たちは、毎日の暮らしの中で、朝と夕にご仏壇に手を合わせ、お線香を供え、鐘の音に心を鎮めながら、ご先祖様への感謝の祈りを捧げています。
その時に鳴らす鐘は、単なる仏具ではありません。
古くから日本の暮らしに寄り添い、祈りの音として大切にされてきた鐘の音には、心を整え、祈りを故人様へ届ける“音の手紙”としての役割があります。
お葬儀の場で僧侶が鳴らす鐘の音も、静かにその場を清め、故人様への供養の祈りを導いてくれる大切な響きです。

音が伝える想い
鐘の音は、極楽浄土にまで届くといわれています。
その音に祈りの気持ちを込めて捧げることで、まるで「音の手紙」のように、仏様やご先祖様へ想いを届けることができるのです。
澄んだ鐘の音は、邪気を払い、空間を清らかに整えてくれるとも言われています。
また、自分自身の心も穏やかに整えてくれるので、静かな時間の中で、自然と祈りに集中できるようになります。
鐘を鳴らすことには、「これから手を合わせます」という合図としての意味もあります。
日常の供養の中でも、この役割は今も変わらず受け継がれています。

静かな時をつくる鐘の音
鐘の音は、そっと心に寄り添い、大切な人とのつながりを思い出させてくれます。
一日の中でほんのひととき、鐘を鳴らしてその音に耳を傾けてみてください。
そこには、祈り、感謝、そしてやさしさ……そんな多くの想いが響いています。

鐘の音が、日々の暮らしの中であなたの心を整え、穏やかな時間をつくってくれることを願っています。
鐘をならす回数や形は宗派や地域によって異なります。ご自身の菩提寺に確認するといいと思います。
お求めになる時は実際にお店の方に許可をいただき実際に音色を聞いてみて気に入った物を購入する事が出来ると良いと思います。
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