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親族・姻族・親等とは? | 盛岡市の葬儀・家族葬なら駒木葬祭

お葬式に関する豆知識 trivia

親族・姻族・親等とは?

2025年10月23日

家族が亡くなったとき、市役所に死亡届を提出しなければ、火葬を行うことができません。
この死亡届を記入できるのは、故人の配偶者・故人の六親等以内の親戚・三親等以内の姻族と定められています。

どうしても親族の方がいない場合は、大家さんや施設の施設長、病院の院長などにお願いする場合もあります。
では、この「親族」「姻族」「親等」とは、いったいどのような関係を指すのでしょうか。
聞かれると意外によく分からなかったり、間違って覚えていたりすることも少なくありません。

親族とは?

「親族」とは、血のつながりや婚姻によって結ばれている人のことをいいます。
たとえば、両親や子ども、祖父母、兄弟姉妹といった血縁関係のある人はもちろん、結婚によって家族になった夫や妻、義理の父母なども「親族」に含まれます。

法律(民法)では、

六親等以内の血族

配偶者(夫・妻)

三親等以内の姻族
を「親族」と定めています。

 配偶者

つまり、「血のつながりがある人」だけでなく、「結婚によってつながった人」も、法律上は親族なのです。

姻族とは?

「姻族」とは、結婚によってつながった家族のことをいいます。
たとえば、夫の両親や兄弟、妻の両親や姉妹などがこれにあたります。

姻族は血縁関係がないため、相続権や法律上の扶養義務はありませんが、「家族としてのつながり」を持つ大切な存在です。
結婚をきっかけに新しい家族が増えるという意味では、日常の中でもとても身近な関係といえるでしょう。

親等とは?

「親等(しんとう)」とは、家族同士の距離(関係の近さ)を数字で表したものです。
自分から見て、何段階離れているかを数えていきます。

たとえば、

  • 父母や子ども → 1親等
  • 祖父母や孫、兄弟姉妹 → 2親等
  • おじ・おば・おい・めい → 3親等
 親子・孫
 おじ・おば

親等は数字が小さいほど関係が近く、大きいほど遠い関係になります。
役所の書類などで「○親等以内の親族」と書かれている場合は、この「親等」が基準になります。

繋がりを大切に

普段はあまり意識しない「親族」「親等」ですが、結婚・葬儀など人生の節目で大切な意味を持ちます。

最近では「家族葬」や「身内だけの式」も増えていますが、喜びも悲しみも人とのつながりの中で分かち合うことが、家族や親族の絆を深めることにつながるのだと思います。