喪中ハガキを考える | 盛岡市の葬儀・家族葬なら駒木葬祭
お葬式に関する豆知識 trivia
喪中ハガキを考える
喪中はがき
喪中はがきは、家族や近親者に不幸があった際、翌年の年賀状を控える旨を伝えるための挨拶状です。
日本には、身内が亡くなった年に祝事を控えるという長い伝統があり、その気持ちを礼儀正しく伝える役割を果たします。
最近は、年賀状を送る人が減り、年始の挨拶がメールやSNSに移行する傾向が見られます。そのため、喪中はがきも「出す相手の範囲が分かりづらい」と感じる方が増えているようです。
一方で、家族葬が一般化したことで、喪中はがきを受け取って初めて相手の不幸を知るケースも多くなり、喪中はがきの重要性は依然として高いままです。

喪中はがきを送る時期
喪中はがきは、11月上旬〜12月初旬に届くように準備します。相手の年賀状準備に間に合うタイミングが理想です。
● 遅れてしまった場合
12月中旬以降に不幸があった場合や準備が間に合わない場合は、年始に「寒中見舞い」を送ってお知らせします。
送る相手
送るべき相手の目安としては次のとおりです。
- 毎年年賀状を交換している相手
- 親しくしている友人・知人
- 普段からお世話になっている関係先
最近では年賀状文化が薄れていますが、喪中はがきは「年賀状の辞退」を丁寧に伝えるための連絡手段として継続されています。また、喪に服している最中なので、おめでたい新年のあいさつを控えさせていただくことをお知らせするために送ります。
● 誰に送るか迷った場合
家族葬の場合、親戚にも訃報が伝わっていないことがあるため、
「知らせておいた方がよいか」という観点で判断すると良いと思います。
喪中に該当する範囲
一般的には 二親等以内(祖父母・父母・兄弟姉妹・子・孫) が基準ですが、厳密な決まりはありません。
昨今は、同居していた親族や、特に親しかった家族を亡くした場合など、心情を優先して送るケースも多くなっているようです。

記載する内容
喪中はがきは落ち着いた文章で、必要な情報だけを簡潔にまとめます。
① 新年の挨拶を控える旨
「喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます。」
② 故人に関する情報
続柄・亡くなった月・簡潔な表現(永眠/逝去)を記載します。
病名や具体的な経緯は書きません。
③ 生前のお礼
「生前賜りましたご厚情に深く御礼申し上げます。」
④ 今後のお付き合いのお願い
「来年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。」
⑤ 日付・住所・差出人
忘れずに記載します。日付は「令和◯年◯月」が一般的です。
喪中はがきの重要性は今も変わらない
年賀状を送る習慣が薄れつつある現代においても、喪中はがきは相手への礼儀として大切なコミュニケーションツールです。特に家族葬が一般的となった今、喪中はがきは「初めて訃報を伝える場面」としての役割が強まっているとされます。
形式にとらわれすぎず、相手への思いやりを中心に考えることが何よりたいせつではないでしょうか。

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