仮会員登録 無料でお届け資料請求

24時間
365日対応

早朝・深夜問わずお気軽にご連絡ください

0120-09-2343

喪服のはなし ・なぜ黒を身にまとうのか | 盛岡市の葬儀・家族葬なら駒木葬祭

お葬式に関する豆知識 trivia

喪服のはなし ・なぜ黒を身にまとうのか

2026年09月28日

喪服とは何か

喪服とは、通夜や葬儀・告別式、法事など弔いの場で身につける衣服です。かつては遺族が一定期間喪に服す際の衣服でしたが、現在は儀礼の場でのみ着用するものとなり、喪主や遺族に限らず一般の参列者も同様の装いで臨みます。

実は、喪服が黒一色に定まったのは、それほど古い歴史ではありません。奈良時代の記録には、喪に服す人が「素服(そふく)」と呼ばれる質素な白い衣をまとっていたことが残っています。仏教では死後、穢れのない清らかな心で浄土へ旅立てるようにという願いから、白い衣が選ばれてきました。この考え方は明治時代まで長く受け継がれます。

黒が広まったのは明治以降

転機となったのは明治時代です。欧米との交流のなかで皇室の葬儀に西洋式の黒い喪服が取り入れられ、格式ある喪の色として黒が広まりました。大正期にかけて一般へ浸透し、今のように黒が定着したのは昭和半ば頃とされています。

喪服には格式がある

喪服には正喪服・準喪服・略喪服という3つの格式があり、故人との関係や儀礼の場面によって使い分けます。喪主や遺族は正喪服やブラックスーツなどの準喪服、通夜や三回忌以降の法事には略喪服が用いられることが多いようです。地域によって習わしが異なることもあるため、迷ったときは葬儀社に相談すると安心です。

喪服に込められた想い

華やかさを抑えた装いで参列することは、悲しみに沈む遺族への配慮であると同時に、自らの心を静め、故人を偲ぶための身支度でもあります。時代とともに色や形は変わっても、大切な人を想う気持ちは今も昔も変わりません。